2012年5月31日木曜日

鏡池の底ざらえ 5月31日

数日前から法隆寺境内の中にある鏡池の底ざらえが始まっています。
約10年ぶりの工事で、底にたまったヘドロを集めて破棄しています。
法隆寺の境内には弁天池、鏡池、因可池(よるかいけ)を始め沢山の池が
ありますがそのうちの一つの鏡池は、西院伽藍を出たところにある池で聖徳太子が
自分の姿を写したと言われる池です。
現在金堂前にある礼拝石はこの池の護岸に使用していた石を1353年(文和2年)に
移設したものです。
ちなみに五重塔の前にも礼拝石がありますが、これはどこから持ってきたか
また、何時設置したかは不明です。



金堂前の礼拝石

五重塔前の礼拝石

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