午後から、いかるがホールで「鬼に訊け」と言う映画を見てきました。
この映画は、斑鳩町名誉町民でありまた、宮大工である故西岡常一氏の生涯を
描いたドキュメンタリー映画で、西岡氏が生前手がけた法隆寺の昭和の大修理、
そして薬師寺の金堂、大講堂、三重の塔などを再建した模様が描かれています。
以前から西岡氏の書かれた書物などを読んで立派な人とは理解していましたが
こうやって記録映画を見ると改めてその偉大さに感動しました。
唯残念なのはこの記録映画には法隆寺での実績がほとんど描かれていません。
我々法隆寺に勤務している者にとっては西岡さんは神様のような方です
西岡さんが手がけた、あの法隆寺昭和の大修理がなければ現在の法隆寺は
はたしてどの様になっているか分かりません。
この法隆寺の実績をもう少し描いてほしかったのと言うのが斑鳩町民であり、
法隆寺勤務者である者のいつわざる意見です。
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